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目撃内容 その32
「乱歩R 化人幻戯」
脚本=横田理恵・  長川千佳子
おすすめ度★★

三代目明智小五郎 藤井隆 大河原由美子 葉月里緒菜
小林芳雄 大滝秀治 大河原義明 布施明
雷道所長 岸辺一徳 姫田 津田寛治
帆音ユキ 本上まなみ 村岡 石橋祐
堀越警部 筧利夫 庄司 小橋賢児


「男を食らう哀しき  魔性の女」 だそうです。哀しかったかなあ? ご本人は自分の性分を不思議に思っても哀しくは思ってなかったように記憶してるけど・・・。(原作では。後で読み返してみよう〜)
葉月里緒菜でどんな虫愛ずる姫君になるかと期待してましたが、可も不可もなかったような気がします。ストーリーは原作を縮小再生産した感じだったけどわりと原作よりだったし、1時間(40分弱)でまとめようとしたら、これでいっぱいいっぱいだと思います。
昼は聖女、夜は娼婦の大河原夫人なんですが、無邪気で残酷な幼心を持つ姫君のイメージがあるんですよね、私には。しかしこのドラマの夫人は情念と魔性の女性でした。それでも別に構いませんが、情念の女性なら陣内版のとよた真帆くらいのボリュームのある美女がよかったなあ。葉月ならやっぱり、どこか欠けて成長してしまった永遠の童女風がよかったかも。心の命ずるまま不貞をはたらいても、愛しさ余って連続殺人を犯しても「どうしていけないの?」と小首をかしげる汚れなき罪人。怖いと思いますよ〜、罪の意識の欠落した人間というものは。
夫人の話はこれくらいにして、実はこの回で一番よかったと思うのは三代目なんです。今までいてもいなくても同じ存在(いないほうがむしろマシな)だったけど、母によく似た美しい夫人を前に、激しく揺れ動く心の葛藤がきちんと伝わって参りました。(事件解決の糸口は相変わらずアレだったけど、別に今更って感じだし)携帯電話を通じて夫人の告白内容を堀越さんに聞かせたシーンなんか、三代目、いままでになく存在感がありました。毎回、これくらい三代目が絡んでくれたらよかったんですよね。あと2回で終わりなのに藤井三代目、惜しいです。
それはそうと明智小五郎と文代さんの娘(文代さんが生んだんじゃなければ他に誰が生んだというんだ!?)が大河原夫人に似てるんですって。ここにきてやたらとクローズアップされてきた明智の娘、二十面相がらみでなんかある様子〜。そして、ついにですよ! ついにお待ちかねの二十面相が出るんですね! もうドキドキです。こんなに長く引っ張ってスカだったら絶対許さない!(しまった、つい興奮してしまって・・) それから快活で脳天気で復讐をもくろんでも底が浅くてかわいげのある二十面相を人殺しにだけはしないで欲しいです。その展開だけはイヤなんです。人殺しの二十面相なんてニセモノですよ。

ところで今回のお題は「後悔するような愛し方はしたことがない?」 そう言われても・・? これってもしかして25年前の因縁の事件の時、誰かが誰かを「後悔するような愛し方をしてしまった」ことがあったとか? 深読み激しすぎかしらん。
2004年3月1日

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