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目撃内容その16
妖しい傷跡の美女 原作「陰獣」/土曜ワイド劇場25周年記念
1985年作品
おすすめ度★★

明智小五郎 天知茂 平田 中尾彬
小山田静子 佳那晃子 浪越警部 荒井注
文代 藤吉久美子 小林少年 小野田真之
   

 久しぶりの「永遠の明智小五郎像・天知茂」作品の再放送だ。あの眉間の縦皺、苦み走った目元、ニヒルなたたずまい、原作のいつもにこにこ、人の気を逸らさないダンディで好中年の明智さんとは似てもにつかないけど、立派な理想の明智小五郎ぶりを見せてくれている。と、いうか天知茂で明智小五郎が見られただけで満足です。
 記念再放送の天知版明智小五郎は何故か「陰獣」。天知シリーズ最後から2番目の作品です。これって数ある美女シリーズの中から選ばれるほどの名作だったかな?と、思わないこともないけど、模範的な美女シリーズではあると思う。私にとって模範的な美女シリーズといえば、とにかく美女と明智さんの関係が一線を越えそうで越えない(文代さんのヤキモチもあれば言うこと無し)、明智行方不明、明智変装(何故かワンタッチで衣裳がベリっと剥がれ、中からぴしっと決まったスーツ姿が現れる)、浪越警部迷推理そして最後に美女自害、って展開です。その点、この作品はだいたいクリアです。ついでにお色気シーンもちゃんとあったぞ。「陰獣」だけあってSMシーンだ。拷問部屋で大江役の中尾彬が女王様にいたぶられております〜。
 内容はと言うと、今さらいうまでも無いけど「陰獣」らしい「陰獣」を期待すると見事に裏切られます。似たようなストーリーのまったく別物。原作の方が断然いいし、同じ「陰獣」なら古手川、三田村でやったドラマのほうが遙かに質がいいです。もっとも、美女シリーズと原作に忠実たろうと作ったドラマ比較すること自体、無理があると思われますが。美女シリーズはあくまでシリーズのセオリーに従った設定とストーリー展開を楽しむものであると私は定義します。
 どうせだったらもっと初期のころの作品が見たいです。文代さんは初代で見たいなあ。   
2002年7月11日

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