目撃内容 その33 「乱歩R 怪人二十面相 前編」 脚本=丸山智子 長川千佳子 おすすめ度★★ |
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ついに二十面相篇ですね。乱歩の原作に頼らない完全オリジナル・ストーリーで、先が全く読めません。明智の娘と二代目と二十面相との間にいったい何が起きたのか、興味津々です。最大の関心事はやっぱり「二十面相は誰か」なのですが、雷道所長かな〜と思いつつも、実は誰でもなかったりしてと思ったり。三代目を含めてどの人も怪しかったり。たとえば人間の二面性の象徴・比喩であってもいいかもと思ったり。先が見えない分、いままでと違って面白いです。乱歩R、連ドラじゃなくて「三代目vs二十面相」だけに焦点を当てた2時間ドラマの単発ものにすればよかったのに。10回分の制作費をつぎ込んだら結構いいものになったと思います。勿体ない。 前編と言うことでまだなんとも言えませんが、少なくとも絶対人の命は盗らない二十面相を、人殺しにさえしなければよしとしたいと思います。次回最終回に期待! 本日のお題は「今までの事件は二十面相の仕業だと思いますか?」だそうです。・・・だったら最低です。二十面相は人殺しに手を染めるようなちゃちな人物ではないのです。彼は怪盗紳士なのですから。 |
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2004年3月8日 |