↑ちょっと言ってみただけです。

シリーズ中の二十面相のあんなお姿、こんなお姿に対する
極めて独断と偏見のあれこれ。



麗しの怪人二十面相様〜衝撃の三作品〜
怪人二十面相 何と言っても二十面相のデビュー作。しかも二十面相が一番「怪盗紳士」らしい。かっこよさはシリーズ中ぴか一です!
鉄道ホテルでの明智探偵との対決といい見せ場も満載。
青銅の魔人 二十面相復活の第一作。妖怪博士でまさかと思いつつ懸命に打ち消した「二十面相は実はコスプレ愉快犯かも」という疑いがごまかしようのない事実として突きつけられた衝撃の作品。とはいえ、二十面相の手の込んだトリックや隅田川からお台場への逃走劇は傑作。
サーカスの怪人 とにかく! こちらの心の準備もないままに彼の素性と本名を明かされてしまった痛恨の作品。何が一番ショックだったかって、二十面相の本名の凡庸さ。タキシードにマント姿の怪盗紳士に相応しいモダンできらびやかな名前がついているに違いないと信じていたのに、蓋を開けたらおの丁稚みたいにチープな名前だった・・・。嗚呼・・。あまりといえばあまりの真実。なんていうか、二十面相に対するありとあらゆるロマンがガラガラと音を立てて崩れていったメガトン級衝撃の作品でした。(慰謝料請求したいくらい←暴言)

次点
奇面城の秘密 二十面相の優雅な隠れ家生活公開
シリーズ中もっとも怪盗団の首領らしい毅然とした二十面相が拝める作品。かっこよすぎてこの二十面相はニセモノじゃないかと思われるほど。悲壮感が漂うラストは二十面相シリーズ最終回を飾ってもいいほど。これでラストが彼のお得意、いつもの爆発脱出イリュージョンだったら言うことなしだったのに。惜しい! 



読まなかったことにしようと決意した3冊
悪魔人形 二十面相、自分の犯行を隠すために殺人未遂を働く。二十面相らしくない。マジデワスレテシマイタイ
黄金の怪獣 二十面相最後の事件にしてはかなり心残り。 だいたい変装技術の行き着くところが整形だなんて激しく納得がいかない。まっMが二例えるとGペンの使い手だったのに、CGに乗り換えちゃったくらいのがっかり度。二十面相には安易に整形変装なんかに手を染めて貰いたくない。ハリウッドばりの特殊メイクで変装術を極めて貰いたかったです。
海底の魔術師 二十面相部下がシリーズ上取り返しのつかない大失敗、ひ、ひ、ひ人殺しをしでかす。やっちゃったー!!って感じ。これは過失致死ということで納得するしてみる? 「海底の魔術師」事件進行中(要するに二十面相お仕事中)におきてる事故だから、この部下の罪名は業務上過失致死ってことで目をつぶる?(いくらなんでも無理矢理過ぎる))



アヤシすぎるあのお姿、二十面相捨て身の三態
巨大カブトムシ
(鉄塔王国の恐怖)
自らカブトムシの着ぐるみを身にまとい大熱演! 虎のような四つ足の変装でさえ手足の長さの関係上苦しいだろうに、カブトムシのあの枝のような足をどのように変装処理したのか興味は尽きません。どう考えてもバレバレなのに真剣に演じきった二十面相の姿を想像するとばかばかしすぎて愛しいくらい。
同じ傾向の変装として妖怪博士の大コウモリもあげておきます。あ〜、ほんとにバカバカしくて愛おしいv
ゴリラ 
(仮面の恐怖王)
豹とか虎とかもあったけど、獣関係の最高傑作はゴリラの着ぐるみでしょう。例によって例のごとく小林くんをびっくりさせようとゴリラに変装、しかしオイタがすぎてゴリラ姿のまま生き埋めに!
ふつう、しないよねぇ・・・。世界中銅鑼や太鼓たたいて探しても二十面相以外そんなことするやつは絶対いない。
そういう子供っぽいとこがかわいくもあるんだけどね・・。
電人M
(電人M)
ロボット姿です。デパートの屋上のヒーローショーに出てきそうです。この姿はタコ型火星人に変装して大熱演した部下とセットで楽しめます。おもしろすぎてめまいがする・・・(遠い目)







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